集客ツール
Googleショッピングタブ
「無料リスティング」の設定
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Welcartを使ったネット通販に限らず、自社ECサイトの大きな課題は「集客」です。

Amazonや楽天市場などのモールは、すでに知名度が高く顧客も非常にたくさん抱えています。
モール出店は、その顧客をページやショップに誘導することで集客ができます。
これがモール出店の最大のメリット。

一方、自社ECには顧客がまだ存在しません。
ビジネスには、継続的に利益を出し続ける必要があり、集客は欠かせません。
その為には自力で集客を行い、顧客になってもらう必要があります。

集客も色んな方法がありますが、大きく分けて二つ。
①広告など有料の集客
②自然検索などの無料集客

①の有料集客は、短期間で結果が得られるメリットがありますが、利益を考えると簡単ではありません。
リピート購入など顧客とのコミュニケーションが整ってから実施することをおすすめします。

②の無料集客もいくつか方法はあります。
結果が出るまで時間はかかりますが、まず取り組みを開始してほしいのは、効果的なコンテンツ配信です。
ここでは詳細を省きますが、しっかり計画から進めていくことで、少しずつ集客に繋がってきます。

それともう一つは、今回のテーマGoogleショッピングタブの「無料リスティング」です。
有料の広告よりも少し奥まったところに表示されますが、無料で使える広告エリアです。
効果の即効性は、商品や競合によって大きく異なっています。
Googleからのリンクも掛かるため、設定して損はないので、ぜひ取り組んでみてください。
多少ややこしいところもありますが、丁寧に説明をしていきますので、ご覧ください。

ここではGoogleアカウントを取得していることを前提に、無料リスティングの掲載方法をご説明しています。Googleアカウントを取得していない方は、下記よりアカウント作成を行ってください。

またサーバーはXserverを使用し、WordPressのWelcartでショップを構築していることを前提としています。流れを下記ページにてご紹介しています。

このコンテンツを読んでできること
  • 「無料リスティング」と「ショッピング広告」の違いがわかる
  • Google Merchant Center(マーチャントセンター)のアカウントが作成できる
  • 無料リスティングの出稿方法がわかる
このコンテンツを書いた人
齋藤秀峰
ネット通販ビジネス
トータルアドバイザー齋藤秀峰SAITO SHUHO

2009年に自社ブランドのネットショップをオープン。2017年にWordPressのWelcartへショップを移転。その経験を元に、多くのネットショップをWelcartにて新規構築。現在もWelcartの運営を行いながら、日々研究を繰り返しています。

Googleショッピングタブ「無料リスティング」とは?

Googleで検索を行うと、検索ボックスの下にタブが表示されます。
このタブにある「ショッピング」を選択すると、検索で入力したワードに関連する商品の、画像・商品名・価格等の情報がリストで表示されます。

Google検索のショッピングタブ Google検索のショッピングタブ

このショッピングタブには有料で掲載する「ショッピング広告」と、無料で掲載できる「無料リスティング」という二つの枠が存在します。

ショッピング広告
有料枠に掲載できる商品広告です。
ショッピングタブの上部の他、商品との関連性が高い検索ワードであれば「すべてタブ」の上部や、「画像タブ」等にも表示されます。
ショッピング広告は、自動的に無料枠にも表示されます。
無料リスティング
無料枠に掲載できる商品広告で、2020年10月より追加された機能です。
ショッピングタブ上部にある有料のショッピング広告よりも下に表示されます。

Google検索のショッピングタブ Google検索のショッピングタブ

実際にショッピングタブで表示される広告には、下記のようにして反映されます。

無料リスティング広告表示例 無料リスティング広告表示例

ここでは画像付きで商品が表示されるため、視覚で商品の魅力を伝えることができます。
また、この広告をクリックして商品ページへ訪れるユーザーは、既に商品の「画像」「商品名」「価格」等を認知した状態で訪問しているため、購買する確率が高くなる傾向にあります。

Google Marchant Centerへの登録

無料リスティング広告を出稿するためには、Google Marchant Center(マーチャントセンター)への登録が必要になります。
Google Marchant Centerのアカウント作成方法は下記の通りです。

1Google Marchant Centerのページにアクセスする

Google Marchant Centerのページにアクセスし、画面右上にある「始める」ボタン(もしくは画面中央の「ご利用開始」)をクリックします。その後未ログインの場合のみ、Googleアカウントへのログインを求められるのでログインします。

Google Marchant Centerのページにアクセスする 引用:Google Marchant Center

2お店の情報を入力する

Google Marchant Centerのアカウント作成が開始されます。
まずは、お店やサービスの情報を入力します。

お店の情報を入力する 引用:Google Marchant Center

①ビジネスの名前

ショップ名を入力します。
出稿する広告の販売者の部分に表示されます。

②店舗の国

お店の所在地がある国を選択します。
国を選択すると、その下にある「タイムゾーン」が自動的に反映します。

②店舗の国を選択すると、下記の登録内容が表示されます。

3購入手続きを行う場所を選択する

4使用しているツールを選択する

下記の中に使用しているツールがある場合、チェックを入れます。ない場合は未チェックでOKです。

使用しているツールを選択する 引用:Google Marchant Center

5メール配信の有無を選択する

Google Marchant Centerからのメール配信の有無を選択します。

メール配信の有無を選択する 引用:Google Marchant Center

6利用規約を確認して同意する

「Google Marchant Center 利用規約」のリンクから規約を確認し、同意にチェックを入れます。

利用規約を確認して同意する 引用:Google Marchant Center

同意にチェックを入れると、ページ左下に「アカウントを作成」ボタンがクリックできるようになるので、ボタンをクリックします。

利用規約を確認して同意する 引用:Google Marchant Center

7アカウント登録完了

これでGoogle Marchant Centerのアカウント作成が完了しました。
「続行」ボタンをクリックして、③ビジネスの概要・サイト・送料の設定へ進みます。

アカウント登録完了 引用:Google Marchant Center

「後で」を選択した場合

アカウント登録のみで設定は後日行う場合などは、マーチャントセンター管理画面のトップにある「続行」ボタンから、いつでも設定を開始することができます。

「後で」を選択した場合 引用:Google Marchant Center

ビジネスの概要・サイト・送料の設定

アカウント作成後「続行」ボタンをクリックすると、無料リスティング広告を出稿する設定画面へ移り、手順がレフトナビに表示されます。

手順のレフトナビ 引用:Google Marchant Center

この項目では下記①~③の設定を、順に詳しくご説明していきます。

手順のレフトナビ 引用:Google Marchant Center

お店やサービスの詳細を追加する

ここではお店のビジネス情報について設定していきます。

1ビジネス拠点の住所を入力する

まずは、ビジネスの拠点となる住所を入力します。
入力したら枠の右下にある「保存」をクリックして、内容を保存します。

ビジネス拠点の住所を入力する 引用:Google Marchant Center

2電話番号を入力する

次に、電話番号を登録します。
この電話番号は、事業のオーナーであることを確認する目的で登録します。広告に表示されるものではないため、お店の電話番号がない場合、ご自身の携帯電話の番号でも登録可能です。
入力したら枠の右下にある「番号を確認」をクリックして、入力した電話番号を認証するための確認コードを取得します。

電話番号を入力する 引用:Google Marchant Center

3確認コードを取得する

確認コードの取得方法を「テキストメッセージ(SMS)」「音声通話」のいずれか選択し、右下にある「続行」をクリックしてコードを取得します。

確認コードを取得する 引用:Google Marchant Center

4確認コードを入力する

取得した確認コードを入力し、右下にある「完了」をクリックします。

確認コードを入力する 引用:Google Marchant Center

5ビジネス情報の追加完了

下記のページが表示されれば、ビジネス情報の追加完了です。(住所が保存できていない場合には、入力ページに戻ります)
右下の「続行」ボタンをクリックすると、②ウェブサイトの確認と申請へ進みます。

ビジネス情報の追加完了 引用:Google Marchant Center

ウェブサイトの確認と申請

ウェブサイトの所有権の証明と申請を行います。

1ウェブサイトのアドレスを入力する

まずはウェブサイトのアドレスを入力し、枠の右下にある「続行」をクリックします。

ウェブサイトのアドレスを入力する 引用:Google Marchant Center

2所有権を証明する方法を決める

アドレスを入力すると、ウェブサイトの所有権を証明する欄が表示されます。

所有権を証明する方法を決める 引用:Google Marchant Center

ウェブサイトの所有権を証明する方法は、下記の通り4つあります。
(下記③・④の方法は、右上の「他の確認方法を見る」をクリックすると表示されます)

①HTMLタグを追加する

生成されたHTMLタグをタグ内に貼り付けて証明する方法

②HTMLファイルをアップロードする

生成されたHTMLファイルをダウンロードし、サイトにアップロードして証明する方法

③Google タグ マネージャーを利用する

サイト内にGoogle タグ マネージャーのコードが配置されている場合に利用できる証明方法

④Google アナリティクスを利用する

サイト内にGoogleアナリティクスのサイトタグが設定されている場合に利用できる証明方法

「HTMLタグを追加する」を選択すると、その下に手順が表示されます。

所有権を証明する方法を決める 引用:Google Marchant Center

HTMLタグを追加する方法 引用:Google Marchant Center

3HTMLタグをコピーする

手順に記載されているHTMLタグをコピーします。タグをクリックするとコピーすることができます。

HTMLタグをコピーする 引用:Google Marchant Center

4header.phpの編集画面を開く

WordPressでヘッダーを形成している「header.php」を編集するために、編集画面を開きます。
ファイルへのルートは「wp-content > themes > welcart_basic-carina(使用テーマフォルダ) > header.phpとなります。(「Welcar carina」テーマを使用していることを前提にしています)

header.phpまでのフォルダルート

PHPファイルの編集方法については、下記ページにて3つの方法をご説明しています。ご自身に合わせた方法を選択してください。

上記の「PHPファイルの編集方法」のいずれかの方法を使って、「header.php」ファイルを開き、編集を行えるようにします。

「header.php」の編集画面を開く

5<head>内にHTMLタグを貼り付ける

1でコピーしたHTMLタグを、<br>の上に貼り付けて保存(または更新したPHPファイルをアップロード)します。(Welcart Carinaテーマの場合は14行目)

<head>内にHTMLタグを貼り付ける

6ウェブサイトを申請する

Google Marchant Centerへ戻り、手順の右下にある「ウェブサイトの所有権を証明」をクリックします。

ウェブサイトを申請する 引用:Google Marchant Center

設置したHTMLタグの読み取りが完了すると、申請画面に切り替わります。
右下に表示された「ウェブサイトを申請」ボタンをクリックします。

ウェブサイトを申請する 引用:Google Marchant Center

7ウェブサイト申請の完了

下記のページが表示されれば完了です。
右下の「続行」ボタンをクリックすると、③送料を設定へ進みます。

ウェブサイト申請の完了 引用:Google Marchant Center

送料を設定

配送サービス・送料の設定を行います。

1サービス範囲の情報を入力する

まずは「サービスの範囲」について設定を行います。
ここでは「配送サービス名」を設定します。わかりやすい配送名を入力してください。
その他の項目は既存のままでOKです。
入力できたらページ左下の「次へ」をクリックします。

サービス範囲の情報を入力する 引用:Google Marchant Center

2お届け日数を設定する

次に「お届け日数」を設定します。
下記赤枠の「お届け日数」の箇所を、発送してからお届けするまでにかかる日数:最短日~最長日で入力します。発送対応は曜日を選択します。
お届け日数以外の項目は任意設定となりますので、必要に応じて設定してください。
入力できたらページ左下の「次へ」をクリックします。

お届け日数を設定する 引用:Google Marchant Center

3送料を設定する

最後に「送料」を設定します。
送料に関して当てはまるものを選択し、金額を入力します。

送料を設定する 引用:Google Marchant Center

一定額を超えると送料無料

例えば「5,000円以上のお買い上げで送料無料」等の基準を設けている場合に設定します。
送料が無料になる条件の金額と、無料にならない場合の金額を入力します。

5,000円以上で送料無料の場合の例 5,000円以上で送料無料の場合の例 引用:Google Marchant Center

送料無料

例えば「全ての商品が送料込み」等の基準を設けている場合に設定します。
この場合には、入力する箇所はありません。

送料無料 引用:Google Marchant Center

範囲ベース

例えば「5,000円以上のお買い上げで送料半額」等の基準を設けている場合に設定します。
それぞれの条件の金額を入力します。

5,000円以上で送料半額の場合の例 5,000円以上で送料半額の場合の例 引用:Google Marchant Center

定額

購入金額や地域等に関係なく、送料を一律で決めている場合に設定します。
一律で設定している金額を入力します。

定額 引用:Google Marchant Center

送料の設定ができたら、ページ左下の「保存」をクリックします。

送料を設定する 引用:Google Marchant Center

4送料設定の完了

下記のページが表示されれば完了です。
他に配送方法がある場合は、「別の配送サービスを追加」をクリックして上記1~3を繰り返し設定を行います。
他に配送方法がない場合は、右下の「続行」ボタンをクリックすると次項「④商品の登録」へ進みます。

送料設定の完了 引用:Google Marchant Center

商品の登録

ショップ全体の設定が完了したら、広告として表示させたい商品を登録していきます。
手順のレフトナビだと下記の項目になります。

商品の追加 引用:Google Marchant Center

商品登録は「1商品ずつ登録する方法」と、「商品を一括入力したものを送信する方法」の2つの方法があります。

下記でそれぞれの登録方法を詳しくご説明しますので、ご自身にあった方法で登録を進めてください。

1商品ずつ商品を登録する方法は下記の通りです。

1追加方法を選択する

商品を追加する方法で、「商品を一度に1つずつ追加」を選択します。

追加方法を選択する 引用:Google Marchant Center

2販売先の国と送信先を確認する

販売先の国と言語が「日本/日本語」になっていることを確認します。
送信先は「Free listings」(無料リスティング)にチェックが入っていればOKです。

販売先の国と送信先を確認する 引用:Google Marchant Center

3商品IDの有無などを設定する

商品IDの有無を選択します。デフォルトではチェックが入っています。

商品IDの有無などを設定する 引用:Google Marchant Center

4商品データを入力する

商品のデータとなる下記①~⑥を入力します。

商品データを入力する 引用:Google Marchant Center

①IDまたはSKU

商品IDまたはSKUコードを入力します。
SKUコードについてはこちらの記事でご説明しています。

②タイトル

広告に表示される商品タイトルを入力します。
150文字まで入力可能ですが、ショッピングタブの一覧表示されるのは40~50文字程度になります。(商品の詳細を開くと全てのタイトルが表示されます)

③ブランド

この商品を製造している会社名(ショップ名)を入力します。

④説明文

商品の説明を5000文字以内で入力します。
これはショッピングタブの一覧には表示されません。商品の詳細を開くと表示されます。

⑤ランディングページへのリンク

広告から移動する商品ページのリンクを入力します。
②ウェブサイトの確認と申請で登録したURLのドメインと一致していることが条件です。

⑥商品画像リンク

広告に表示する商品画像を登録します。
画像のURLを入力するか、画像をドロップしてアップロードします。

5価格と在庫状況を設定する

商品の販売価格の入力と、在庫状況を設定します。
先程入力した商品データの⑤ランディングページへのリンクで入力した、商品ページに表示されている価格や在庫状況と一致させておくことが大切です。

価格と在庫状況を設定する 引用:Google Marchant Center

6商品の状態を確認する

商品の状態を選択します。デフォルトでは「新品」になっています。
中古品を扱うショップでない限り、ここはこのままでOKです。

商品の状態を確認する 引用:Google Marchant Center

バリエーション商品がある場合

サイズや色違いなどバリエーションのある商品の場合、「アパレルまたはバリエーション商品を用意している」タブをONにして、詳細を入力します。

バリエーション商品がある場合 引用:Google Marchant Center

7送料の設定を確認して保存する

③送料を設定で登録完了した配送サービスがデフォルトで設定されています。緑のチェックマークがついていることを確認してください。

送料の設定を確認して保存する 引用:Google Marchant Center

上記全ての入力や設定が完了したら、ページ左下の「保存」をクリックします。

送料の設定を確認して保存する 引用:Google Marchant Center

8商品登録の完了

これで、1商品の登録が完了です。広告表示の審査に入るため、下記のページが表示されます。
続けて商品を追加していく場合は、下記の「新しい商品の追加」をクリックして、上記2~7を繰り返し行います。

商品登録の完了 引用:Google Marchant Center

また「すべての商品に移動」をクリックすると、登録した商品が一覧で表示されます。

登録商品の一覧へ 引用:Google Marchant Center

登録商品一覧 引用:Google Marchant Center

商品登録が完了したら、ページ右下にある「続行」をクリックすると、⑤Googleのポリシーを確認するへ進みます。

商品を一括入力したものを送信する方法は下記の通りです。

1追加方法を選択する

商品を追加する方法で、「複数の商品を一括で追加する」を選択します。

追加方法を選択する 引用:Google Marchant Center

2基本情報を設定する

まずは基本情報を設定します。国は日本にデフォルトで設定されています。
「言語」をプルダウンから選択して、ページ左下の「続行」をクリックします。

基本情報を設定する 引用:Google Marchant Center

続行をクリックすると、送信先の選択エリアが表示されます。
「無料リスティング」にチェックが入っているかを確認して、ページ左下の「続行」をクリックします。

基本情報を設定する 引用:Google Marchant Center

3名前と入力方法を設定する

商品データを一括管理するフィードの名前を入力します。
フィードの設定方法は複数ありますが、今回は「Googleスプレッドシート」での一括管理方法をご説明します。
設定ができたら、ページ左下の「続行」をクリックします。

名前と入力方法を設定する 引用:Google Marchant Center

4Googleアカウントとの連携許可を行う

Googleアカウントへのログインを求められるのでログインすると、Google Merchant CenterがGoogleアカウントへアクセスするための許可を求められるので、「許可」を選択してください。

Googleアカウントとの連携許可を行う 引用:Google

5Googleスプレッドシートを新規作成する

登録するGoogleスプレッドシートを新規で作成します。
「新しいGoogleスプレッドシートをテンプレートから作成」を選択した状態で、ページ左下にある「フィードを作成」ボタンをクリックします。

Googleスプレッドシートを新規作成する 引用:Google Marchant Center

再度Google Merchant CenterがGoogleアカウントへアクセスするための許可を求められるので、「許可」を選択してください。

6Googleスプレッドシートを開く

フィードが作成できたら、下記のような画面が表示されます。
「Googleスプレッドシートにアクセス」をクリックして、商品データを入力するGoogleスプレッドシートを開きます。

Googleスプレッドシートを開く 引用:Google Marchant Center

7商品データを入力する

開いたGoogleスプレッドシートには、商品データを入力するためのフォーマットが入力されています。

商品フィードのテンプレート 商品フィードのテンプレート

一度シート全体の入力を削除して、真っ新な状態にします。

Googleスプレッドシート

下記のおすすめ項目を、A1、B1、C1・・・と、1の行に入力していきます。

ID、商品名、description、商品リンク、商品画像リンク、在庫状況、価格、ブランド、GTIN、状態

下記の入力内容を1行に1商品ずつ、2以降の行にそれぞれ入力していきます。

ID

商品IDまたはSKUコードを入力します。
SKUコードについてはこちらの記事でご説明しています。

商品名

広告に表示される商品タイトルを入力します。
150文字まで入力可能ですが、ショッピングタブの一覧表示されるのは40~50文字程度になります。(商品の詳細を開くと全てのタイトルが表示されます)

description

商品の説明を5000文字以内で入力します。
これはショッピングタブの一覧には表示されません。商品の詳細を開くと表示されます。

商品リンク

広告から移動する商品ページのリンクを入力します。
②ウェブサイトの確認と申請で登録したURLのドメインと一致していることが条件です。

商品画像リンク

広告に表示する商品画像を登録します。
画像のURLを入力するか、画像をドロップしてアップロードします。

在庫状況

商品の在庫状況を「在庫あり」「在庫なし」「予約 」「入荷待ち」の中から入力します。

価格

商品の販売価格を入力します。半角で金額を入力した後に、半角英数で「JPY」と記載します。
入力例)500 JPY
価格と在庫状況は、「商品リンク」で入力した商品ページに表示されている価格や在庫状況と一致させておくことが大切です。

ブランド

この商品を製造している会社名(ショップ名)を入力します。

GTIN

JANコードを持っている商品の場合に入力します。

状態

商品の状態を「新品」「再生品」「中古品」の中から入力します。

入力すると下記のような形になります。入力は自動保存されます。

イマジンのおすすめ入力項目 イマジンのおすすめ入力項目

商品のジャンルによっては、他にも必須項目がある場合があります。詳しくはGoogle Marchant Centerのヘルプを参照してください。

8商品データを取得する

商品データをGoogleスプレッドシートに入力したら、自動保存のためシートはそのまま閉じて大丈夫です。次に「今すぐ取得」をクリックして、入力したデータを取得します。

商品データを取得する 引用:Google Marchant Center

取得には少し時間がかかります。下記画面のまま少し待ちましょう。

商品データを取得する 引用:Google Marchant Center

9商品登録の完了

商品データの取得が完了すると、下記のような画面が表示されます。

商品登録の完了 引用:Google Marchant Center

ページ右下にある「続行」をクリックすると、⑤Googleのポリシーを確認するへ進みます。

今後の管理方法について

こちらで作成した商品データのGoogleスプレッドシートは、Google Marchant Centerの管理画面レフトナビ「商品l→「フィード」から編集することが可能です。価格や在庫等の変更があった場合は、こちらから修正しましょう。

今後の管理方法について 引用:Google Marchant Center

商品のステータスについて

手順のレフトナビ「商品の追加」をクリックすると、登録した商品データが一覧で表示されます。表の一番右にある「ステータス」にて、商品の掲載状況を確認できます。
ステータスは、登録後しばらくは「保留」となりますが、承認されると「アクティブ」へと変わります。「アクティブ」の状態になれば、掲載可能な状態となります。

ステータス「保留」 引用:Google Marchant Center

ステータス「アクティブ」 引用:Google Marchant Center

Googleのポリシーを確認する

商品データの登録が完了したら、Google のポリシーを確認していきます。

1返品・返金に関するポリシーをウェブサイトに掲載する

ショップのサイト内に、返品・返金に関するポリシーを掲載しているかを確認してください。
確認したら、右下にある「→」をクリックして進めます。

返品・返金に関するポリシーをウェブサイトに掲載する 引用:Google Marchant Center

2掲載できる商品を確認する

Googleでの掲載が許可されている商品かどうかを確認してください。
確認したら、右下にある「→」をクリックして進めます。

掲載できる商品を確認する 引用:Google Marchant Center

3Googleのポリシーを確認する

画面中央にある「Googleのポリシーをすべて表示」をクリックして、Googleのポリシーを確認します。
確認したら、右下の「最終確認を開始する」をクリックします。

Googleのポリシーを確認する 引用:Google Marchant Center

無料リスティング掲載の確認方法

無料リスティングの設定が完了したら、表示されるまで少しタイムラグはあるかもしれませんが、実際に掲載がされているか気になるところです。
広告として承認されているかどうかや、広告の表示回数・クリック数などは、Google Marchant Centerの管理画面から確認することができます。
無料リスティングが掲載されているかどうかは、下記の方法で確認してください。

商品が有効(アクティブ)かどうかの確認

④商品の登録で登録した商品データが有効(アクティブ)になっているかどうかは、Google Marchant Centerの管理画面のトップページ(概要)から確認できます。
「無料リスティング」の枠内に、商品データの状況が一目でわかるようになっています。

商品が有効(アクティブ)かどうかの確認 引用:Google Marchant Center

日付にカーソルを乗せると、有効な商品アイテム数の詳細が表示されます。
一番右にある今日の日付のアイテム数を確認し、すべて有効であればOKです。
ここが保留や不承認の場合、広告は表示されませんので注意してください。

商品が有効(アクティブ)かどうかの確認 引用:Google Marchant Center

表示回数・クリック数の確認

無料リスティングの表示回数やクリック数は、Google Marchant Centerの管理画面レフトナビ「パフォーマンス」から確認できます。
パフォーマンスの「マイレポート」で表示する画面の「無料リスティング」タブを開きます。

表示回数・クリック数の確認 引用:Google Marchant Center

レポート内にある「すべてのトラフィック」で、設定した期間内の表示回数とクリック数を確認することができます。

表示回数・クリック数の確認 引用:Google Marchant Center