追客ツール
プラグイン「MailPoet3」で
メルマガを送れるようにする
この記事は31分で読めます
難易度:

自社ECのネット通販において最大の課題は集客です。
Amazonや楽天市場の様なモールは、すでに顧客を抱えているため、集客は比較的容易にできます。
それに対し、自社ECは何らかの方法で集客が必要であり、広告など費用や時間をかける必要が出てきます。
競合サイトがあまりいない頃は、それでも利益を出すことができました。
ところがここ最近では、広告費用をペイできることはほとんど見られません。

そんな状況ですので、既存客に何度もリピート購入をしてもらうことがとても重要です。

リピート購入を高めていく方法として、
定期購入商品をラインナップする
②顧客リストに対して、価値の高いメルマガを配信し再来店を促す
③購入日や会員登録日を起点として顧客に合わせた情報提供をステップメールで行い価値の向上を図る
④購入日を起点として商品の再購入時期を予測し、予測日より少し前にリピート購入促進メールで再購入を促す
こんな方法があります。

②については、有料/無料のメルマガ配信スタンドがたくさんあります。
③、④についても、たくさんのサービスがあり、顧客と購入日などの紐づけを自動で行うCRMシステムもあります。
また、メールよりも開封率が圧倒的に高いとされている「LINE公式アカウント」にアプリを連携したものも人気が出てきていますね。

このページを見ている方の中には、自社ECを立ち上げたばかりで売上がまだまだ低い方もおられると思います。
そんな方におすすめなのが、WordPressプラグイン「MailPoet3」(メールポエット)です。
こちらはほとんど無料で使える優れもので、手動ではありますがメルマガもステップメールも配信できます。

今回はメルマガ配信を中心に「MailPoet3」の設定方法をお伝えしていきます。

このコンテンツを読んでできること
  • MailPoet3の基本設定ができる
  • MailPoet3で購読者を集めるフォームが作成できる
  • MailPoet3を使用してメルマガを作成・配信する方法がわかる
このコンテンツを書いた人
齋藤秀峰
ネット通販ビジネス
トータルアドバイザー齋藤秀峰SAITO SHUHO

2009年に自社ブランドのネットショップをオープン。2017年にWordPressのWelcartへショップを移転。その経験を元に、多くのネットショップをWelcartにて新規構築。現在もWelcartの運営を行いながら、日々研究を繰り返しています。

プラグインのインストール

「MailPoet3」(以下「MailPoet」)は、購読者の一覧をリストで管理することができ、メールマガジンやステップメールを配信できる仕組み作りができるプラグインです。
まずはプラグインをWordPressへインストール後、有効化してください。

MailPoet3

プラグインのインストール方法については、下記ページにてくわしくご説明しています。

プラグインを有効化すると、WordPress管理画面レフトナビに「MailPoet」のメニューが表示されます。

「MailPoet」のメニュー

インストール後、下記のようにセットアップ画面が開始されますが、後に設定で詳しくご説明しますので今回は省略します。(「後で終了」をクリックすると通常の画面になります)

MailPoetセットアップ画面

MailPoetのメニューは下記の7項目です。それぞれのメニューの役割は下記のとおりです。

「MailPoet」のメニュー

①メール

MailPoetで作成できるメールは全部で4種類あります。それぞれのメールの内容作成を行います。

  1. ニュースレター(メールマガジン) … 購読を開始した購読者に同じ内容のメールを一斉に配信します。こちらの記事ではニュースレター(メールマガジン)を配信するまでの手順をご説明しています。
  2. ようこそメール(ステップメール) … 購読開始の時期を起点として、スケジュールしておいた複数のメールを順番に配信します。詳しくは下記ページにてご説明しています。
  3. 投稿通知 … 最新の投稿をお知らせするメールを配信します。
  4. 再エンゲージメントメール … 配信メールに関心のない購読者に向けて、購読継続を確認するメールを配信します。
②フォーム

購読希望者を集めるためにサイトに設置するフォームの作成を行います。詳しくは「⑤購読者登録フォームの設置」でご説明します。
フォームのメニューから、購読者情報に項目を追加するためのカスタムフィールドの作成も可能です。詳しくは「⑥購読者情報にカスタムフィールドを追加する方法」でご説明します。

③購読者

メール購読に登録されたユーザーを管理します。
手動で購読者を登録する方法は「④購読者の手動登録」で、フォームからの登録で自動登録する方法は「⑤購読者登録フォームの設置」でご説明します。

④リスト

メールを配信するためのリストを作成します。ここで作成したリストを元に購読者を振り分けていきます。
詳しくは「③リストを作成する」でご説明します。

⑤設定

MailPoetの基本設定を行います。
メール送受信の設定は「②メールアドレスに関する設定」で、表示ページのカスタマイズは「⑦購読に関するページのカスタマイズ」でご説明します。

⑥ヘルプ

MailPoetのヘルプページ一覧です。

⑦アップグレード

MailPoetは購読者が1000人以内・月5,000通以内の配信であれば、アカウントを取得することで「MailPoet送信サービス」が無料で利用できます。「MailPoet送信サービス」については下記ページにて詳しくご説明しています。

メールアドレスに関する設定

まずは、メールアドレスに関する設定を行います。
ここでは①メールの送信元②Reply-to(返信先)アドレス③バウンスメール(配信に失敗したメール)の戻り先を設定していきます。
まずは、MailPoetメニューの「設定」を開きます。

メールアドレスに関する設定

メールの送信元

メールの送信元は、「基本設定」タブの一番上にある「デフォルトの送信者」「From」の箇所で設定します。
初期値として、WordPress管理者のメールアドレスが入力されています。
ここに送信元となる会社名(ショップ名)とメールアドレスを入力します。

メールの送信元

送信元となるメールアドレスは、GmailやYahoo!等のフリーメールの使用はできるだけ避けましょう。受信先の方で迷惑メールに分類されてしまったり、迷惑メールに分類されなくても警告文が表示される可能性が高くなるためです。やむを得ずフリーメールを使用する場合は、MailPoetのプレミアム版へアップグレードして、迷惑メールに分類されないように対策をすることをおすすめします。

Reply-to(返信先)アドレス

Reply-toアドレスは、「基本設定」タブの一番上にある「デフォルトの送信者」「Reply-to」の箇所で設定します。
初期値として、WordPress管理者のメールアドレスが入力されています。
ここに返信先となる会社名(ショップ名)とメールアドレスを入力します。

Reply-to(返信先)アドレス

バウンスメール(配信に失敗したメール)の戻り先

バウンスメールは、「高度な設定」タブの一番上にある「バウンスメールアドレス」の箇所で設定します。

バウンスメール(配信に失敗したメール)の戻り先

リストを作成する

メールアドレスに関する設定が完了したら、メルマガを配信するためのリストを作成します。
リストの作成は、MailPoetメニューの「リスト」から行います。

リストを作成する

「リスト」を開くと、下記のリストが初期で自動生成されています。

リストの一覧

ゴミ箱に入れて無効にする

ゴミ箱に移動

新しくリストを作成する方法は下記の通りです。

1新規作成ボタンをクリックする

画面左上にある「新しいリスト」ボタンをクリックします。

新規作成ボタンをクリックする

2リスト名を入力する

作成するリストの「名前」と、リストについての「説明」(任意)を入力します。

リスト名を入力する

入力できたら、画面左下にある「保存」をクリックします。

3リスト作成完了

リストの一覧に表示されたら、リスト作成完了です。

リスト作成完了

リストのメニューについて

リスト名にカーソルを乗せると、リストのメニューが表示されます。

リストのメニューについて

編集
リストの「名前」「説明」を編集できます。
複製
リストを複製します。
購読者を表示
リストに登録してある購読者を一覧で表示できます。
ゴミ箱に移動
リストを削除します。

購読者の手動登録

リストの作成ができたら、次は購読者を登録していきます。
購読者の登録には「手動」「自動」の2種類があります。
ここでご説明する「手動」の方法は、購読者の情報を1つずつ入力して登録します。
「自動」の方法は、メルマガ登録用に作成したフォームに入力・送信いただいた内容が自動的に登録されます。こちらの方法は⑤購読者登録フォームの設置でご説明します。

購読者を「手動」で登録する方法は下記の通りです。

1購読者のメニューを開く

MailPoetメニューの「購読者」を開きます。

購読者のメニューを開く

2新規作成ボタンをクリックする

画面左上にある「新しく追加する」ボタンをクリックします。

新規作成ボタンをクリックする

3購読者情報を入力する

購入者情報である下記①~⑤の項目を入力・選択します。

購読者情報を入力する

①メール
購読者のメールアドレスを入力します。
②名
購読者の「姓」を入力します。
③氏
購読者の「名」を入力します。
④ステータス
購読者の購読状況を選択します。
新規購読者登録時には「購読」のままで大丈夫です。
⑤リスト

購読者に配信するメルマガのリストを選択します。
③リストを作成するで作成したリスト一覧がプルダウンで表示されるため、そこから選択します。
複数のリストがある場合、複数選択も可能です。

リストを選択する

リストを選択する

上記①~⑤の項目を入力・選択できたら、画面左下にある「保存」をクリックします。

4購読者登録完了

購読者の一覧に表示されたら、購読者登録の完了です。

購読者登録完了

購読者のメニューについて

リスト名にカーソルを乗せると、リストのメニューが表示されます。

購読者のメニューについて

統計
送信したメルマガの開封状況等を確認することができます。
編集
購読者情報の編集画面へ移ります。
メールアドレスの変更や購読状況に変動があった場合などには、こちらから修正をします。
ゴミ箱に移動
リストを削除します。

購読者登録フォームの設置

メルマガ登録用に作成したフォームに入力・送信いただいた内容から自動的に購読者登録する自動登録フォームの設置方法についてご説明します。
ここでは、下記のような「メールアドレス」「名前」を入力してもらうメルマガ登録フォームを作成していきます。

作成するメルマガ登録フォーム

フォームの作成手順は下記の通りです。

1フォームのメニューを開く

MailPoetメニューの「フォーム」を開きます。

フォームのメニューを開く

2新規作成ボタンをクリックする

画面左上にある「新規フォーム」ボタンをクリックします。

新規作成ボタンをクリックする

3空白のフォームで始める

テンプレート選択の画面に移りますが、今回は真っ新なフォームから作成します。
画面右上にある「スキップして、空白のフォームから始めます」ボタンをクリックします。

空白のフォームで始める

4フォームに姓名入力欄を追加する

フォームの編集画面へ移ります。
空白のフォームは、下記のように「メールアドレス」「購読の送信ボタン」の2つがデフォルトで設置されています。

デフォルトのフォーム作成画面

今回作成するフォームでは、メールアドレス欄の下に「姓」「名」の入力欄を追加していきます。メールアドレス欄と購読送信ボタンの間にカーソルを置き、「ブロック追加(+)」ボタンをクリックします。

ブロックを追加する

「Columns」ブロックを追加します。一覧にない場合は「すべて表示」をクリックして、全体の一覧から追加します。

Columnsブロックを追加する

今回は「50/50」のコラムを使用していきます。

Columnsパターンの選択

Columnsパターンの選択

まずは、左のブロックに「名」を選択します。

「名」のブロックを選択

ブロックを選択すると、ライトナビに「ラベル」が表示されます。ここを「名→姓」へ変更します。

「名」のラベルを「姓」へ変更

必須フィールドの切り替え

同様に右のブロックに「氏」を選択し、ラベル名を「氏→名」へ変更します。

「氏」のブロックを選択

「姓」「名」入力フォームの完了

5購読送信ボタンの表示を変更する

フォームの送信ボタンは、デフォルトで「購読!」という表記になっているため、表記をわかりやすいように「メルマガに登録する」という文言へ変更します。
「購読!」のボタンをクリックして、ライトナビのブロックの編集を開きます。

購読送信ボタンの表示を変更する

ラベルに表示されている文言を、「購読!→メルマガに登録する」に変更します。

「購読!→メルマガに登録する」に変更

ラベルの変更

6フォームの名前を入力する

ライトナビの「フォーム」→「設定」から、登録フォームの名前を入力します。ページに表示される名前ではないため、わかりやすいものを入力しておきます。

フォームの名前を入力する

フォームの名前を入力する

7購読者を追加するリストを選択する

ライトナビの「フォーム」→「設定」のフォーム名の下から、購読者を追加するリストを選択します。クリックすると、③リストを作成するで作成したリスト一覧が表示されるため、そこから選択します。

購読者を追加するリストを選択する

8フォーム送信後の表示を設定する

ライトナビの「フォーム」→「設定」のリスト選択の下から、フォームを送信した後の表示を設定します。
初期値では「メッセージを表示」が選択されており、フォーム送信後同ページにてテキストボックスに入力してある文章が表示される仕組みとなっています。

フォーム送信後の表示を設定する

「ページ移動」に変更する場合、まずは固定ページで送信後に移行するページを作成しておく必要があります。プルダウンで固定ページ一覧から、作成した送信後の移行ページを選択します。

「ページ移動」に変更する場合

上記どちらかの方法を選択して設定してください。

9フォームを保存する

ここまでの設定で、フォーム自体の作成は完了です。
ページ右上にある「保存」をクリックして、内容を保存しておきます。

フォームを保存する

10ショートコードでの設置を設定する

ライトナビの「フォーム」「フォームの設置」を開きます。

ショートコードでの設置を設定する

フォームの設置で一番下部にある「ショートコードとその他」をクリックします。

ショートコードでの設置を設定する

11設置のショートコードをコピーする

ライトナビが切り替わり、ショートコードが表示されます。下記赤線のショートコード部分をコピーしておきます。

設置のショートコードをコピーする

12設置する固定ページにショートコードを貼り付ける

固定ページを新規作成し、先ほどコピーしたフォーム設置のショートコードをページに貼り付けます。

設置する固定ページにショートコードを貼り付ける

13固定ページを保存して完了

ショートコードを設置した固定ページを保存して、ページ作成の完了です。

固定ページを保存して完了

登録フォーム送信後の流れについて

このフォームからメルマガ登録すると、自動的に「7.購読者を追加するリストを選択する」で設定したリストに購読者として登録されますが、フォーム送信後の流れとして下記の2パターンがあります。

【パターン1】登録フォームを送信後、すぐに購読者として登録される


【パターン2】登録フォームを送信後、入力したメールアドレス宛に「承認メール」が送信され、そのメールから承認してもらうと購読者として登録される

初期設定では、承認メールを送信する【パターン2】になっています。

どちらのパターンも、MailPoetメニューの「設定」「サインアップ承認」タブから設定を変更できます。

MailPoetメニューの「設定」

「サインアップ承認」タブ

【パターン1】すぐに購読者として登録される設定」と「【パターン2】承認メールから購読者として登録される設定」のそれぞれの設定方法は下記の通りです。

【パターン1】すぐに購読者として登録される設定

「サインアップ承認を有効にする」項目を「いいえ」に切り替えます。

【パターン1】すぐに購読者として登録される設定

切り替えた後、ページ左下にある「設定を保存する」をクリックして保存します。

「MailPoet送信サービス」を利用する場合、サインアップ承認は必須となります。
「MailPoet送信サービス」については下記ページにて詳しくご説明しています。

【パターン2】承認メールから購読者として登録される設定

「サインアップ承認を有効にする」項目は初期のまま「はい」にしておきます。
下記①~③の設定で、承認メールの内容等を設定していきます。

【パターン2】承認メールから購読者として登録される設定

①メールの件名

承認メールの件名(タイトル)を入力します。
購読開始の承認メールであることが一目でわかるタイトルにすることをおすすめします。

②メールの内容

承認メールの内容を入力します。
承認リンクとして、[activation_link]文章[/activation_link]のショートコードが必須です。
オプションとして使用できる[lists_to_confirm]のショートコードは、配置した箇所に2.リスト名を入力するで入力したリストの名前を表示します。

③承認ページ

メール内の承認リンクをクリックした後に表示するページを選択します。
初期値である「MailPoetページ」は、自動生成された承認ページです。(プレビューをクリックで確認できます)
ページをカスタマイズする場合は、固定ページで新規作成し、プルダウンからページを選択します。

固定ページ選択の例 固定ページ選択の例

上記①~③を入力・設定後、ページ左下にある「設定を保存する」をクリックして保存します。

承認されたかどうかの確認方法

登録フォームから送信があると、ステータスが「未確認」として購読者一覧に登録されます。

承認されたかどうかの確認方法

その後、送信したメールより承認していただくと、ステータスが「購読」に自動的に切り替わります。

承認されたかどうかの確認方法

数日経っても承認していただけない場合には、購読者名にマウスを置いて表示されるメニューから「確認メールを再送信」をクリックして、承認メールを再送信することも可能です。

確認メールを再送信

購読者情報にカスタムフィールドを追加する方法

購読者の情報として登録できる内容は、初期のままだと「メールアドレス」「名前」のみとなります。例えば電話番号や性別、年齢など別の項目を増やしたい場合には、カスタムフィールドを作成して追加することが可能です。

カスタムフィールドの作成は下記の手順で行います。

1フォームの作成画面を開く

⑤購読者登録フォームの設置」の手順1~3を進め、フォーム作成画面を開きます。

フォームの作成画面を開く

2ブロック追加のレフトナビを表示させる

ページ左上の「ブロックを追加(+)」ボタンをクリックし、ブロック追加のレフトナビを表示させます。

ブロック追加のレフトナビを表示させる

ブロック追加のレフトナビを表示させる

3カスタムフィールドを新規作成する

ブロック追加のレフトナビの一番下にある「カスタムフィールドを作成」をクリックします。

カスタムフィールドを新規作成する

4カスタムフィールドを作成する

表示された作成画面から、カスタムフィールドを作成します。

カスタムフィールドを作成する

①フィールドタイプを選択

作成するフィールドタイプをプルダウンから選択します。

フィールドタイプを選択

それぞれのフィールドタイプについては下記でご説明しています。

テキストインプット

1行入力するテキストフォームです。

使用した場合のページ表示例 テキストインプット

「検証対象」では、入力の規則を設定できます。

検証対象

テキストエリア

文章を入力するテキストフォームです。

使用した場合のページ表示例 テキストエリア

「検証対象」では、テキストインプットと同様に入力の規則を設定できます。

検証対象

ラジオボタン

選択項目をラジオボタン形式にできるフォームです。選択できる項目は1つの場合に使用します。

使用した場合のページ表示例 ラジオボタン

の箇所で選択項目を入力して設定します。

ラジオボタン

チェックを入れたものが初期値として選択されます。
選択項目を増やす場合には「アイテムを追加」をクリックします。

チェックボックス

確認項目などにチェックを入れてもらう場合等に使用するチェックボックス形式のフォームです。選択項目は1つのみ設定ができます。

使用した場合のページ表示例 チェックボックス

の箇所で項目を入力して設定します。

チェックボックス

選択

項目をプルダウンで選択してもらう形式のフォームです。

使用した場合のページ表示例 選択

の箇所で項目を入力して設定します。

選択

選択項目を増やす場合には「アイテムを追加」をクリックします。

選択

日付をプルダウンで選択してもらう形式のフォームです。

使用した場合のページ表示例 日付

の箇所で項目を入力して設定します。

日付

「今日の日付を事前選択」をONにすると、初期値として今日の日付が選択された状態になります。
「日付の種類」で、年のみや月のみなど選択形式が変更できます。
「注文」では、日付の表示形式を変更できます。Y→年、M→月、D→日のため、「YYYY/MM/DD」の表示をおすすめします。

②フィールド名

作成するカスタムフィールドの名前を入力します。
ページに表示されるものではないため、管理側がわかりやすい名前をおすすめします。

③ラベル

作成するカスタムフィールドのラベルを入力します。
フォームに使用した場合、ページに表示されます。

④必須フィールド

入力や選択必須の項目にする場合にONにします。初期値ではOFFの状態になっています。

⑤の項目は、選択するフィールドタイプによって異なります。

上記①~⑤を入力・設定したら「作成する」ボタンをクリックします。

「作成する」ボタン

5カスタムフィールドの作成完了

カスタムフィールドの作成が完了し、フォームの中に項目として追加されます。

カスタムフィールドの作成完了

ブロック追加のレフトナビに、作成したカスタムフィールドが追加されています。

ブロック追加のレフトナビ

フォームの使用状況に限らず、購読者の編集画面にも自動的にフィールドが追加されます。

購読者の編集画面 購読者の編集画面

カスタムフィールドの編集方法

作成したカスタムフィールドは、選択後に表示されるライトナビの「ブロック」から編集が可能です。

カスタムフィールドの編集方法

内容を変更する場合

ライトナビの「ブロック」から変更します。
内容を変更すると「カスタムフィールドを更新」ボタンをクリックできるようになるため、クリックすると内容が更新されます。

内容を変更する場合

フォームからフィールドを削除する場合

フィールドを選択後にオプションをクリックし、削除を選択します。

フォームからフィールドを削除する場合

ここでの削除は、フォームの表示からの削除方法です。ここで削除をしてもフィールド自体は残るため、購読者編集画面には表示されたままになります。フィールドを完全に削除したい場合は、下記をご参照ください。

フィールドを完全に削除する場合

ライトナビの「ブロック」から、「このカスタムフィールドを削除」をクリックします。

フィールドを完全に削除する場合

完全に削除をすると、購読者編集画面からもフィールドが削除されます。既に入力されている項目の場合、フィールドと一緒に入力内容も削除されるため、完全に削除する場合には注意をしてください。

購読に関するページのカスタマイズ

配信のためのリストや購読者が整ったら、購読に関するページを確認していきます。
配信するメールから、購読者がリンクをクリックして表示する可能性のあるページが複数あります。基本的には自動生成されているページですが、どんなページがあるのかを把握しておくことと、カスタマイズする方法を知っておくことをおすすめします。

配信するメールの下部に、この先の配信を停止する「購読中止」のリンクと、購読情報の編集ができる「購読を管理する」のリンクの2つがあります。

配信メールの下部(例) 配信メールの下部(例)

どちらのリンク後のページも、MailPoetメニューの「設定」「基本設定」タブから設定を変更できます。

MailPoetの設定

MailPoetの基本設定

購読を管理するページは「①サブスクリプション管理ページ」から、購読中止のページは「②購読中止ページ」から設定します。

MailPoetの基本設定

サブスクリプション管理ページ

ここでは、配信メールにある「購読を管理する」リンクから遷移するページを編集できます。

サブスクリプション管理ページ

初期設定では、自動生成されている「MailPoetページ」が設定されています。プレビューでページの表示を確認すると、下記のようなページが表示されます。

サブスクリプション管理ページのプレビュー画面 サブスクリプション管理ページのプレビュー画面

サブスクリプション管理ページに作成した固定ページを設定する手順は下記の通りです。

1設定する固定ページを作成する

固定ページを新規で作成し、タイトルや文章を入力します。

固定ページ作成画面 設定する固定ページを作成する

2ショートコードを設置する

「ショートコード」のブロックを追加し、購読者情報の変更フォームを表示するための下記ショートコードを設置します。

[mailpoet_manage_subscription]

ショートコードを設置する

3固定ページを保存する

ショートコードを設置したら、固定ページを保存します。
プレビューでページを確認すると、下記のような表示になります。

固定ページのプレビュー画面 固定ページのプレビュー画面

4サブスクリプション管理ページを設定して保存する

サブスクリプション管理ページの設定から、作成した固定ページをプルダウンで選択します。

サブスクリプション管理ページを設定して保存する

選択したら、ページ左下にある「設定を保存する」ボタンをクリックして保存します。

設定を保存する

購読中止ページ

ここでは、配信メールにある「購読中止」リンクから遷移するページを編集できます。 購読中止を承認する承認ページと、中止を申し込んだ後に表示する成功ページの2つのページが必要になります。

購読中止ページ

承認ページ

初期設定では、自動生成されている「MailPoetページ」が設定されています。プレビューでページの表示を確認すると、下記のようなページが表示されます。

承認ページのプレビュー画面 承認ページのプレビュー画面

購読中止の承認ページに作成した固定ページを設定する手順は下記の通りです。

1設定する固定ページを作成する

固定ページを新規で作成し、タイトルや文章を入力します。

固定ページ作成画面 設定する固定ページを作成する

2ショートコードを設置する

「ショートコード」のブロックを追加し、購読中止の内容を表示するための下記ショートコードを設置します。

[mailpoet_page]

ショートコードを設置する

3固定ページを保存する

ショートコードを設置したら、固定ページを保存します。
プレビューでページを確認すると、ショートコードがそのまま表示されてしまいますが、実際の画面ではテキストに変換されます。

実際の購読中止画面 実際の購読中止画面

4承認ページを設定して保存する

購読中止ページの設定から、作成した固定ページをプルダウンで選択します。

承認ページを設定して保存する

選択したら、ページ左下にある「設定を保存する」ボタンをクリックして保存します。

設定を保存する

成功ページ

初期設定では、自動生成されている「MailPoetページ」が設定されています。プレビューでページの表示を確認すると、下記のようなページが表示されます。

成功ページのプレビュー画面 成功ページのプレビュー画面

購読中止の成功ページに作成した固定ページを設定する手順は下記の通りです。

1設定する固定ページを作成する

固定ページを新規で作成し、タイトルや文章を入力します。

固定ページ作成画面 設定する固定ページを作成する

2固定ページを保存する

ページの内容を作成したら、固定ページを保存します。(成功ページにはショートコードは不要です)
プレビューでページを確認すると、下記のような表示になります。

固定ページのプレビュー画面 固定ページのプレビュー画面

3成功ページを設定して保存する

購読中止ページの設定から、作成した固定ページをプルダウンで選択します。

成功ページを設定して保存す

選択したら、ページ左下にある「設定を保存する」ボタンをクリックして保存します。

設定を保存する

メールマガジンを作成する

設定が全て完了したら、配信するメールマガジンを作成していきます。
メールの作成は、MailPoetメニューの「メール」から始めます。

MailPoetメニュー「メール」

作成するメールの種類を選択する画面に遷移します。MailPoetで作成できるメールは全部で4種類あります。

MailPoetで作成できるメールの種類

①ニュースレター

メールマガジンを作成するメニューです。
購読を開始した購読者に同じ内容のメールを一斉に配信します。
こちらの記事ではニュースレターを配信するまでの手順をご説明しています。

②ようこそメール

ステップメールを作成するメニューです。
購読開始の時期を起点として、スケジュールしておいた複数のメールを順番に配信します。ようこそメールを配信するまでの手順はこちらの記事でご説明しています。

③最新の投稿通知

最新の投稿をお知らせするメールを作成するメニューです。

④再エンゲージメントメール

配信メールに関心のない購読者に向けて、購読継続を確認するメールを作成するメニューです。

下記からは、①ニュースレターを配信するまでの手順をご説明していきます。

1ニュースレターを新規作成する

画面右上の「ニュースレター」「作成する」ボタンをクリックします。

ニュースレターを新規作成する

2テンプレートを選択する

テンプレート選択画面に遷移します。
今回は「ニュースレター」のグループにある「シンプルなテキスト」のテンプレートをベースに作成を進めていきます。

テンプレートを選択する

3メルマガのタイトルを入力する

メルマガの本文作成画面に遷移します。
まずは「件名」と入力されている部分に、メールのタイトルを入力します。
その下にある「プレビューテキスト」には、受信トレイの件名の下に表示される文章を設定できます。(入力は任意です)

メルマガのタイトルを入力する

4メルマガの本文を作成する

本文作成画面のライトナビのブロックを使用しながら、メルマガの本文を作成します。
ドラッグ&ドロップでブロックを本文に追加できます。青いラインが表示された箇所へ追加されます。

メルマガの本文を作成する

本文の削除方法

本文を作成するにあたり、選択したテンプレートの文章や画像等が既に挿入されています。真っ新な状態から作成したい場合には、カーソルを乗せると表示されるゴミ箱のアイコンをクリックして、内容を一旦削除することをおすすめします。

本文の削除方法

ライトナビのブロックの内容は下記の通りです。(プルダウンで開きます)

ライトナビのブロックの内容

コンテンツ

テキストや画像の挿入など、本文作成に欠かせないコンテンツブロックです。
各ブロックの内容は、下記のボタンからご確認ください。

テキスト
テキスト

テキストを挿入するブロックです。
ブロック内をクリックすると、テキストスタイルの変更メニューが表示されます。

テキストを挿入するブロック

画像
画像

画像を挿入するブロックです。
ブロックを挿入すると、画像選択画面に切り替わります。挿入したい画像を選択して、右下にある「Select Image」ボタンをクリックします。

画像を挿入するブロック

挿入後に画像をクリックすると、画像のリンクやテキストなどが編集できるレフトナビに切り替わります。

画像のレフトナビ

ボタン
ボタン

ボタンを挿入するブロックです。
ブロックを挿入すると、ボタンのリンクやテキストなどが編集できるレフトナビに切り替わります。

ボタンのレフトナビ

ディバイダ―
ディバイダ―

仕切り線を挿入するブロックです。
ブロックを挿入すると、仕切り線の色やスタイルなどが編集できるレフトナビに切り替わります。

ディバイダ―のレフトナビ

スペーサー
スペーサー

スペースを挿入するブロックです。
ブロックを挿入すると、空白のブロックにデフォルトで「40px」と表示されます。このpxを大きくしたり小さくしたりして、スペースの高さを調節します。

スペースを挿入するブロック

ソーシャル
ソーシャル

ソーシャルボタン(SNS)を挿入するブロックです。
デフォルトでは「フェイスブック」「ツイッター」の設定ができます。
ブロックを挿入すると、各SNSのアドレスやスタイルなどを編集できるレフトナビに切り替わります。

ソーシャルのレフトナビ

フェイスブック・ツイッター以外のSNSを表示させたい場合には、レフトナビ内にある「別のソーシャルネットワークを追加する」ボタンをクリックして、カスタムで追加します。

投稿
投稿

投稿の内容を挿入するブロックです。
ブロックを挿入すると、メルマガに記載する投稿を選択するレフトナビに切り替わります。

投稿のレフトナビ

自動最新
コンテンツ
自動最新コンテンツ

最新の投稿を自動挿入するブロックです。
ブロックを挿入すると、表示させる投稿数等が選択できるレフトナビに切り替わります。

自動最新コンテンツのレフトナビ

ヘッダ
ヘッダ

メルマガのヘッダー部分を挿入するブロックです。
テキストが挿入できますが、できるスタイル変更等は限られています。
ブロックを選択して表示される歯車のマークをクリックすると、テキストに関する設定ができるレフトナビに切り替わります。

ヘッダのレフトナビ

フッタ
フッタ

メルマガのフッター部分を挿入するブロックです。
テキストが挿入できますが、できるスタイル変更等は限られています。
ブロックを選択して表示される歯車のマークをクリックすると、テキストに関する設定ができるレフトナビに切り替わります。

フッタのレフトナビ

メルマガのレイアウトを5パターンの列ブロックから選択できます。
既存のブロックを削除した場合には、まずは列ブロックから選択します。

列

スタイル

メルマガのテキストスタイルを変更することができます。
テキストや見出しのサイズや、リンクの色等変更が可能です。

スタイル

5メルマガの内容を確認する

メルマガの内容を作成できたら、プレビュー画面で確認をします。

メルマガの内容を確認する

メール画面を「デスクトップ」「モバイル」の表示で確認することができます。
「メールに送信」では、入力したメールアドレス宛にプレビュー画面が送信されます。実際のメーラー(メールソフト)で確認が可能です。

「メールに送信」

メルマガの内容を確認できたら、ページ右上(または右下)にある「次」のボタンをクリックして、送信する手順へ進みます。

メルマガの内容を確認する

作成した本文の内容は自動保存されています。誤って作成画面を閉じてしまっても、メールの一覧に保存されます。
上記の画像にある「保存」ボタンは、メールの内容をテンプレートとして保存する場合に使用します。

6配信内容を設定する

メルマガ送信のページに移ります。ページ上部には、編集画面で入力した「件名」「プレビューテキスト」が表示されています。
下記①~③の配信内容を設定します。

配信内容を設定する

リスト

③リストを作成する」で作成したリストの中から、メルマガを配信するリストを選択します。複数選択も可能です。

リスト

送信者・Reply-to

②メールアドレスに関する設定」で設定した名前とメールアドレスがデフォルトで入力されています。配信するメルマガ毎に変更することも可能です。

配信スケジュール

メルマガの配信を予約することができます。
デフォルトではOFFですが、ONにした場合は日にちと時間を設定することができます。設定しない場合はすぐに送信されます。

配信スケジュール

7メルマガを送信する

配信設定ができたら、ページ右下にある「送信」をクリックすると、すぐにメルマガが送信されます。
配信スケジュールを設定した場合には、下記のようになります。

メルマガを送信する

送信完了画面が表示されたら、配信完了です。

メルマガ送信完了

配信スケジュールを設定した場合

配信スケジュールを設定した場合、ボタンの表示が「スケジュール」に変更されます。クリックすると、配信スケジュールが設定されます。

配信スケジュールを設定した場合

配信スケジュールを設定した場合