更新日:2020/07/14
WordPressのデータは、大きく分けて2つあります。
『データファイル』
―
FTPソフトを使ってバックアップを取るデータ
テーマやプラグインのphpやcssファイルや、画像等のデータファイル等
テーマやプラグインのphpやcssファイルや、画像等のデータファイル等
『データベース』
―
XSERVERのサーバーパネルからバックアップを取るデータ
記事投稿や固定ページ・管理画面の設定等
記事投稿や固定ページ・管理画面の設定等
バックアップしたデータがあることで、トラブルが起こった際でもすぐに復元することができます。
トラブル回避の為にも、バックアップは定期的に取りましょう。更新頻度が高いサイトは週に1回、そうでないサイトでも月に1回程度実施しましょう。
FFFTPで「データファイル」をバックアップする
FFFTPを使ってWebエリアの『データファイル』をバックアップします。
「FFFTPの取得とXSERVERとの接続方法・ファイルの転送方法」はこちら
- 1)FFFTPソフトを立ち上げ、ホストの接続をします。

※ WordPressのデータは、WordPressインストール時に設定したフォルダの中に存在します。(写真では「wp-white」の中)

- 2)ローカル側に、データをまとめておくためのフォルダを作ります。
ローカル側のエリアをクリックすると、「フォルダ作成」のアイコンに色がつきます。
「フォルダ作成」のアイコンをクリックします。

- 3)フォルダ名を入力して「OK」をクリックして、フォルダを作ります。

- 4)作ったフォルダ(websiteフォルダ)をクリックして、フォルダの中に入っておきます。

この「website」フォルダの中に、バックアップデータを取っていきます。
- 5)リモート側に表示されている全てのファイルをダウンロードしてバックアップを取っていきます。
全て選択して一度にダウンロードしても構いませんが、完了までに数時間かかる場合がありますので、フォルダごとなど少しずつ分けながらダウンロードすることをおすすめします。
FFFTPでのデータのダウンロード方法はこちら
リモート側を全てダウンロードし、ローカル側がリモート側と同じ表示になれば完了です。
(「wp-admin」「wp-content」「wp-includes」フォルダの中もそれぞれ同じです。)

定期的なバックアップをとる際のフォルダ作成
定期的にバックアップを取る際は、上記のようにダウンロードした「website」フォルダに上書きするのではなく、バックアップを取る日付を入れた新しいフォルダを作成してダウンロードしておくことをおすすめします。
「website」フォルダは初期の段階のバックアップとして残しておきましょう。

定期的にバックアップをしていくとフォルダが増えていきますが、トラブルによっては直近でバックアップしたものが一番新しいものとは限らない可能性もあります。
3日分ほど残しておいた方がよいでしょう。
サーバーパネルから「データベース」をバックアップする
XSERVERのサーバーパネルから『データベース』をバックアップします。
- 1)XSERVERのサーバーパネルにログインします。
- 2)「MySQLバックアップ」をクリックします。

- 3)「手動バックアップ」タブに切り替えます。
該当するデータベース名を確認します。
データベース名は、サーバーパネルの「WordPress簡単インストール」ページの表の「MySQL」欄に表示されています。

該当するデータベースの欄の、圧縮形式を「gz形式」に選択し、「エクスポート実行」ボタンをクリックします。

- 4)ダウンロードしたファイルは、圧縮した状態のままフォルダへ保存しておきます。
上記FFFTPでバックアップをした「website」とは別にフォルダを作成し、そこへ保存しておきましょう。