ビジネスバーべQ vol.2

みなさんこんにちは、イマジンポケットスタッフの大石です。
今回は8月6日(木)に配信された、第二回ビジネスバーべQについてご紹介します。

第二回の食材(テーマ)は「ラグビーワールドカップはなぜ熱狂したのか?」です。

予想をはるかに超える盛り上がりをみせた、ラグビーワールドカップ。
あの熱狂は、2019年9月の末のことでした。
もうすぐ1年が経とうとしていますが、みなさんの記憶にはまだ残っているのではないでしょうか。

キャプテンのリーチマイケル選手、”笑わない男”として有名になった稲垣選手、男泣きといえばの田中選手…。
残念ながらラグビーだけでなくスポーツ全般に興味のない私でも、選手の顔と名前がパッと浮かぶくらいなので、キャラクターの立つ選手が多くいたんですね。

おそらく日本人のほとんどがラグビーのルールをほとんど知らない状況の中で、どうしてあんなに熱狂したのでしょう?

木幡さんは熱狂した理由として、「物語を感じて、心が動いた」からだと話しました。
目標を明確に設定し、その目標に向かってレベルを上げていく熱い姿勢が、人々の心を感動させていたのでしょう。

今の時代には、その熱さがほしい。
リーダーが全体を引っ張っていく熱さが、これからの経営に必要なのだと、佐治さんが語り出しました。

コロナ渦の現在、この先どんな時代になっていくのか、不安に思わない方はいないと思います。
そんな中で、「共感」と「影響力」が大きなキーワードになってきます。
現在のコロナや数年前の震災などの危機の時には、自己防衛で周りが見えなくなる人と、周りの人と支え合おうとする人、その2種類に分かれるそうです。
後者の”支え合おう”とする心を持ち、自分の大切な人を大切にしよう、助けていこうとする行動が「共感」なのです。

前回の第一回配信の中でも、「共感」について佐治さんは熱く語っています。
それほど、これからのビジネスに欠かせないものであることが強く伝わってきました。
そして、共感されるためには「感性」が重要なのだと、佐治さんは続けます。

ビジネスをする中で正解やモデルを探し、頭で考えながら生き残るためにどうするかを考えながら経営していく…これを「理性」を出した経営と言っています。
そんな「理性」での経営を続けていくと、最終的には価格競争で大手と戦うこととなり、先が苦しくなるのが目に見えてしまいます。

これからは、自分が心から”あの人のためにしてあげたい”と思う気持ちが、人の心を動かしていく…そんな「感性」を大切にした経営が必要な時代になっています。
今の時代は、「感性の時代」なんだそうです。

「誰でもやれることを誰でもやれないくらい続ける」
配信中、弊社齋藤の頭に突如この言葉が降りてきました。
理性を中心に経営を続けると、つい「誰もやれないこと」を探してしまって継続が難しくなる、と話します。

単純なようで、とても深い言葉だと私は感じました。
物事は始めることよりも、続けていく方が難しいと思っているからです。

コロナが蔓延し始めたころは、オフィスではテレワーク、飲食業ではデリバリーなど、様々な取り組みで緊急事態を乗り切ってきました。
それでも蔓延する状況が変わらず、会社や店を廃業するニュースをいくつも見ては、心が痛んでいました。
いつまでこの状況が続くのか、誰にもわからない不安が漂っています。

そんな時代を乗り切るためには、自分に誇りをもって、熱量を高くしてやっていく、そんな情熱が必要。
最後は「やりきったかどうか」、そのやりきる情熱が人の心を動す。
ぜひ自分を信じて、自分がやりたいと思うことを、誰かのためにやりきってもらいたい、と話す佐治さん。

デジタルが盛んに伸びてきている中で、これからはますますアナログの、義理人情の時代になる。
デジタルの中に人情を入れていかなければならない中で、どうやって人情を伝えていくのかが課題になる、と話す弊社齋藤。

大変な時代だからこそ、人間性や姿勢、情熱、人としての在り方に力を傾けていくことが重要なんですね、と話す木幡さん。

このお三方からは、本気の熱量が伝わってきました。
今回の食材もいい感じに「熱」が通って、おいしそうに仕上がりましたね。

さて、次回の食材は「八代目儀兵衛を分析する」です。
八代目儀兵衛といえば、お米で有名なお店ですね。
8月14日(金)に配信予定ですので、どう調理されるかをお楽しみに!

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