ビジネスバーべQ vol.3

みなさんこんにちは、イマジンポケットスタッフの大石です。
今回は8月21日(金)に配信された、第三回ビジネスバーべQについてご紹介します。

前回、「次回は8月14日(金)」とお知らせしましたが、通信の不具合なのかライブ配信がうまくいかず、泣く泣く断念して翌週に配信となりました。
楽しみにしていたものが延期になると残念ですよね…。
ただ一番残念なのは、1時間前からスタンバイしてワクワクしていたお三方でしたね。

さて、気を取り直しましょう。
第三回の食材(テーマ)は「八代目儀兵衛を分析する」です。
一回目・二回目と違い、食材が既にビジネスの話題ですね!

「八代目儀兵衛」…みなさんはご存じでしょうか?
ここは、お米を販売するお店なんです。
調べたところによると、なんと年商15億8千万円!お米屋さんにしてはすごい金額ですね。

この八代目儀兵衛さん、とにかくギフトのアイディアが斬新なんです。
見た目では、お米を2合ずつの小分けにして、それぞれをカラフルな風呂敷で包んでいます。
佐治さんも、このアイディアには強烈なインパクトがあり、印象強く忘れられないと話していました。
この小分けされたお米も、「粥用」「炊き込みご飯用」「チャーハン用」と、用途によって適したお米になっているんです。
もらった人の驚きが想像できますね、と話していた木幡さん。まさにそうなんです!

この話題、実は私にとってはタイムリーなものでした。
私事ですが、最近友人からこの八代目儀兵衛さんのお米を内祝いでいただいて日が浅いのです!
「粥用」は離乳食を始めたばかりの我が子へ、「鮨用」ではいなり寿司を作ってみちゃったりと、一通り楽しませていただきました。
個人的に印象強かったのは、「丼用」のお米でしたね!
このお米を炊いて親子丼を作る日はなんだか気持ちがワクワクしました。
もし自分が誰かに内祝いを贈ることがあるならば、八代目儀兵衛さんのお米を贈ってもいいかも…なんて、既に見込客になっていますね。

八代目儀兵衛さんは、3つの形態で成り立っているそうです。
ネットショップ販売とリアル店舗、そして飲食店などへの卸しです。
リアル店舗というのも、空港などでお土産を売る店舗と、料亭の2種類を展開しているそうです。
この料亭には、佐治さんも弊社の齋藤も足を運んだことがあるそうで、「おこげが最高においしいよね」と口をそろえていました。

そして、毎度出てくる重要キーワードの、「共感」と「影響力」。
この「影響力」の部分で、八代目儀兵衛さんはいいビジネスモデルを作られた、と佐治さんは語っています。

この八代目儀兵衛さんのように、ネットショップを展開しながらも体験する場所として実店舗が存在するというのは、コロナ後の理想的なビジネスモデルだそうです。
たしかに今までは、実店舗があって、ネットショップもあるんだ~なんていう感覚だったかもしれませんね。
ネットとリアルの両方で体験ができるということは、よりその会社や商品への理解が深まることにつながります。
一つの価値を違う形で体験させるのは効果的で、八代目儀兵衛さんは「飲食店のお手本」、ビジネスのことをよくわかっている、と佐治さんは称賛しました。

お米屋としてあの年商を出すためには、ブランド作りもポイントですね。
弊社の齋藤は、ブランドの作り方が上手だと称賛しています。

世界観が作られていて、一貫性がある。
それによって、広告費用を抑えながらも効果が出ていると思われます。
何よりも商品自体に世界観が出ている、ここが強みなんだそうです。

現在、コロナによってネットビジネスへの注目度が上がっていますね。
その一方で、ネットショップで成功する会社は少ないんだよね、と佐治さんは話します。

さて、成功するネットショップと失敗するネットショップ、その決定的な違いとはなんでしょうか?
ここは、自社でネットショップの運営もしている、弊社の齋藤が語りました。
決定的な違いは、一回買ってくれたお客さんが間隔狭く次を買ってくれるかどうか、つまり「リピート」である、と話します。
これは、いつも近くで話を聞いている私が耳タコになるくらいに、常々言っている言葉です。

現在コロナによって、ネットショップを新規で出店する数が爆発的に増えています。
それにより、新規の集客が難しくなり、1人のお客さんを獲得するためのコストが高まってしまうのです。
そこで大切なのが「リピート」…つまり、1度買ってくれたお客さんをいかに離れないようにするか、というところなんですね。

では、リピートしてもらうためにはどうしたらよいのでしょう?
重要なのは、「お客さんとの対話」なんです。

キャンペーンやプレゼント企画などでお客さんからの声を聞いて、商品改善や新商品開発を進めていくことも大切です。
一方向でなく、双方向のコミュニケーションを取らなければいけません。
そうして、お客さんとの信頼関係を繋ぎながら、次の商品を買いたくなってもらうような流れを作っていくのです。
これからは、買ってもらったお客さんへのマーケティングが必要なんですね。

コロナが蔓延しなくても、3年後にはネットなしでは商売できない時代がくるはずだった、と弊社の齋藤は話します。
その時期がコロナによって早まっただけなんですね。
コロナによって変化したライフスタイルに合わせながら、お客様との関係性や顧客リストの強化などの、ビジネスの基本がますます重要になってきたのだと、佐治さんも続けます。
そして木幡さんは、お客さんとの対話が電波を通じてできる世の中で、どう”人情”を盛り込んでいけるかも大切ですね、とまとめました。

このお三方も、離れた場所から電波を通じて1つの場所に集えています。
便利な世の中になった今、どう使っていくかの技量が試される時なのかもしれませんね。

さて、次回の食材は「「NiziU」のプロデュース」についてです。
J.Y.Parkが手掛ける、今年秋にデビュー予定のガールズグループですね。
9月4日(金)に配信予定ですので、どう調理されるかをお楽しみに!

お三方、「予定は予定」と念押ししております…前回の配信中止での予防線を張ってしまっていますね。
次回は大丈夫であることを私も祈ります!

RELATION

関連記事