商品開発の前に商品企画をするメリット

商品企画

みなさん、こんにちは!

ウェブブランドコンサルタントの齋藤です。

今日は、とある企業のネットショップコンサルに行ってきました。

そのショップは、商品の仕入販売を行う総合通販を行っているのですが、価格比較されやすいネット上の販売に苦労されています。

コンサルとして参画する前は、大量の商品を採用し、大量に商品登録すれば売上が上がって利益も出るだろう。

こんな考え方で、事業運営をされていましたが、なかなか売上があがらず、コンサルの導入に踏み切られました。

ここまで8ヶ月の間、ショップコンセプトの確立から、トップページや商品画像、バナーなど見せ方を変えたりしてきました。

ネットショップに限らないのでしょうが、ビジネスでは出口に近いところから改善を行うことが効果を生みやすいという鉄則があります。

ネットショップにおいては、その様な事を考えると、商品ページが大きなカギを握るのですが、ここ数ヶ月は商品ページを徹底的に改善を図っています。

数日前に新たに改善に取り組む商品ページで
「ん?なんじゃこりゃ?」
って疑問だらけで、とてもアドバイスに困るカンプが出来上がってきました。

商品を買う人も、用途もシーンも価格から考えると全く浮かんできません。

商品の内容も、説明にとても困る様な組合せになっていて、
「こりゃぁ、メーカーさんの商品企画の段階でうまくいっていないね!」
ってお伝えすると。

「実はこの商品自体はメーカーで組合せたものではなく、自社オリジナルで組合せたもの」とのこと。

商品の内容と価格だけで適当に組合せたもので、お客様や用途とかシーンを全く考えない、商品企画をしないで作ったものと判明。

それでは的を得たキャッチコピーも作れないし、説明にも困る様な商品になってしまいますよね。

小さな企業で、新商品を作る時に、商品企画と商品開発を明確に分けてされているところは、開発期間の関係もあり多くないのかもしれません。

芸術作品であれば、必要ないかもしれませんが、お客様に買って頂く商品の場合は、どんな人が、どんなことに不満や懸念や願望を持っていて、それにどの様に応える商品なのかの企画を先ず行う必要があります。

そしてその後に、商品開発をする方が、結局のところ販売しやすく、売上も上げやすいものになるのです。

あなたの商品は、商品企画と商品開発を分けてらっしゃいますか?

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